レス夫婦ですが。

セックスレスだけど仲良し夫婦。不妊治療で第一子出産しました。

レスゆえの悩み

新婚旅行は結局一度もセックスなしで終わりました。

旅行から帰ってきて、職場の同僚にハネムーンベイビーできてたらどうする?なんてクソの役にも立たないこと言われたりもしてましたが、安心してください。セックスしてませんから!!と心で叫んでいました。

 

結婚式も終わり新生活も始まり、これから何をするかといえばやはり子作り。

ただしセックスレス

どうしたらいいんでしょう。

 

新婚で幸せなはずなのに、子作りができない。

同級生の新婚さんがSNSで次々におめでた報告をしてくる。

職場の同期もどんどん妊婦になっていく。。

これは本当にこの時期の子どもが欲しい奥様方あるあるだと思います。

 

とにかく他人と比べてしまってなぜ私は…って落ち込む。

落ち込みたくないからSNSなどをシャットアウトする。

それでもLINEなどで報告を受けると返事をしないわけにはいかないので、無理して返信する。

友人知人の妊娠出産が素直に喜べず、自己嫌悪。

こうなる原因はレスだからだ!

でもなんで抱いてくれないんだろう…

 

私はこんな感じでループでした。

多分レスじゃない人は自己嫌悪からのループだと思います。

私は本当に病んでしまった時など、夫が悪いんだ!とまで考えてしまうこともありました。

 

とにかくレス解消のために一回でも多くセックスがしたいから、目的を子作りに定めました。セックスしなければならない状況になろうと決めたのです。

 

これがまた自分の首を絞めていたということなのですが…

何が食べられるのか?

つわりかな?と思い始めたのは、5w5dあたりのことでした。

産婦人科ではじめて胎嚢を確認した日のこと。 

午前中は病院で、夕方からサッカーの試合観戦に行きました。

いつも夫と義両親と4人で行くのですがこの日は夫不在のため、3人で。

 

そしていつもの通りレストランで食事をし、試合開始時間までのんびりしようかという時。

レストランはバイキングなんですが、まずレストラン内の唐揚げや天ぷらのにおいがもう全然ダメで喉が渇いてしかたありませんでした。

これならいけるか?と思ったミートボールの酢豚風のようなものも、噛むことはできても飲み込めず、水を口に含んでも飲み込めず、必死に体をよじって勢いで飲み込みました。笑

 

最終的にフルーツと野菜ジュースばかり飲んでいた気がします。辛かった…

ただ、妊娠がわかってすぐだったしまだ義両親に伝えるのは早いと思っていたので夏バテかなあ〜などと言ってごまかしていました。

食べた時間も早かったのでなおさら食べれないだけじゃないかと自分でも思ってました。

しかし。

その後の試合中も周りの人が食べている唐揚げ串やお弁当のにおい、とにかく食べ物のにおいが受け付けず、ずっと飲み物を飲んでいました。おかげでトイレにばかり行ってしまった。

 

この日を境に日中とにかく眠いのと、ご飯がまったく食べられない日々が始まりました。

 

また、妊娠してから食べてはいけないものなども増えるので、予防も含めて妊すぐを買いました。

たまひよとも迷ったのですが、妊すぐには 食べていいものダメなもの丸わかりブック なるものが付いており、これなら持ち運べるなーと思ってそちらに。

妊すぐによると、妊婦の皆さんやはり色々と工夫されているようで、ポテトフライが食べたくなるという方が多かったのが印象的でした。

 

私はお腹がすくとゆるやかに気分が悪くなり、お腹がいっぱいでも気分が悪くなるタイプでしたので、ちょこちょこと食べられるものを探しました。

 

お世話になった食べ物

1 ゼリー類各種

2 メロン

3 とろろご飯、とろろ蕎麦

4 梅入りのご飯

5 小魚とナッツのおつまみ

 

統一性はまったくないですね。

メロンは別に好きでもなんでもなかったのですが、メロンがとても美味しく感じてよく買っては一人で半玉くらい食べてます。

 

ちなみに私の母親は当時スイカばかり食べていたようですが、私はスイカよりメロンが合ってるようでした。普段はスイカの方が好きなんだけど…

 

最近は体調がいいと混ぜご飯が食べられるようになりました。白ご飯はダメですが、味が付いていたり食感がいろいろとあるものは大丈夫みたいです。

 

まだまだ自分の体なのにさっぱりわかりません。つわりって面白いなーと思ってます。

でも早く色々食べられるようになりたいですね。

大学病院にて

さて、月曜日の話です。

土日にこれでもかというほど泣いたので、目は腫れていますが、病院に向かいました。

もし胞状奇胎だと母体も危険になる可能性が高いため、すぐに処置しなければならないからです。

これは私もインターネットで調べた話ですが、進行したり体内に残ってしまうと癌のようになってしまうとか。

本当はせっかく授かった小さな命だからずっと一緒にいたいし、流産させるなんてしたくない。

でも、その後のリスクなどを考えると今きちんと治療していくしかない。

 

覚悟を決めて夫と二人で病院に行きました。

大学病院は本当に多く、朝一番に行ったのですがすでに十数人待ちでした。

紹介状を出し、いざ婦人科へ。

この時点でもう一時間半くらい経っていました。

それから予診と診察、内診と採血、診察…

 

まず診察の結果から言うと、まだ胞状奇胎とは言えない、という医師の判断が下りました。

 

産婦人科での先生が言ったのは、エコーではまだわからないがhcgの値が週数に対しての基準よりかなり多く、人の10倍あるので部分胞状奇胎の疑いがあるとのこと。

 

それを受けて大学病院の先生は、まずエコーで確認し、採血でhcg値を見ました。

内診では心拍もしっかりと確認でき、不安な間にも少しずつ成長はできてるんだなあ…と嬉しくもあり、これからのことを考えると悲しくもなりましたが、淡々と終わりました。

女性の先生でしたが内診がとてもお上手で全く痛くなかったのがよかった。

 

その後の採血で出た値をもとに再度診察でしたが、先生曰く、今日の採血で出たhcg値はそこまで異常と見るほど高くはない。たしかに最初の値は高かったけど、胞状奇胎の場合は明らかに高い数値が出るのでこの値では赤ちゃんがhcg値を高くするのが得意な赤ちゃんということかもしれないし、すぐに手術して調べる必要はないと思うよ、とのことでした。

 

ネットなどで散々調べてしまっていたので、胞状奇胎イコールすぐ手術だと考えており、先生からまだ様子を見ようと言われてかなりホッとしたのを覚えています。

 

色々と先生に聞かなきゃと思っていたことはあったのですが、気が抜けてほとんど聞けなかったなぁと後になって思いました。

 

ひとまず、首の皮一枚つながりました。夫と二人で次の検診まで赤ちゃんを信じることにしました。

 

次は一週間後。それまでにどうか、何事もありませんように。

私にできることは何もないので信じて祈るばかりです。 

 

ちなみにこの日の帰りからバッグにマタニティマークと、友人にもらった安産のお守りをつけました。

まだ早い気もするけど、信じたい私の気持ちです。

なぜレスになったのか?

これは私も疑問なところです。

夫は私と付き合うまでしばらく彼女がいなかったということでした。

付き合って最初の壁が、セックスが最後までてきなかったこと。

男性の方がナイーブだと聞くので、また次があるし抱き合ってるだけで幸せだよ〜と言って気楽に構えていました。

 

しかしそうすると夫はホッとしたのか、ほとんど誘ってこなくなりました。

付き合って半年くらいからは月に一度あるかないかくらいでしたが、半同棲していたのでいつも横で寝る彼を見てはモヤモヤ。

 

そのうちモヤモヤを爆発させ、泣きながら訴えたところ、得意じゃないけど頑張ると言ってくれました。

 

しかし。。。

 

その後婚約して、新しい住まいでの同棲が始まりました。

仕事もお互いそろそろ責任のある仕事を任され始め、家ではなるべくゆっくり過ごしたい。

でも私は疲れていたとしてもセックスはしたいという派の人間だったので、またモヤモヤは募ります。

 

やがて彼の急な入院や結婚式の準備に追われ、そんなことを考える暇はありませんでした。

また、当時はお互い休日も勤務時間も合わなかったので、なかなかタイミングがなかったというのもあります。

 

でも、でも…!!私はしたかった。

 

そして結婚式。もちろんたくさん飲んでいて、所謂新婚初夜は何もありませんでした。

その後の新婚旅行も、期待していましたが、何もありませんでした。。

 

なんで新婚旅行なのに!!!と、新婚旅行中もモヤモヤしそうだったので、毎晩お酒を飲んで寝ました。

 

今考えるとほんとヤケ酒でしたね。笑

 

そのモヤモヤはまだしばらく続くのですが、また続きます。

 

唐突ですが…のその後の話。

夫の待つ待合室に着き、先生に言われたことを伝えました。

 

この日はとても子連れの方が多い日で、赤ちゃんの声が聞こえます。

近くのベビールームから出てきた赤ちゃんがこっちを見ており、可愛いなあと思いながらも私は今回はお腹の子に会えないのかもしれない。

そう思った瞬間にいままで堪えてきたものがこみ上げてきました。

 

でもここは病院だし、みんな何かしらを抱えながらきているんだから(不妊専門の病院です)、今は泣いちゃだめだ…と強く言い聞かせ、夫の手を強く握りました。

 

お会計になり、紹介状を受け取りながら予約の説明を受け、車に戻りました。

 

乗り込んだ瞬間に糸が切れ、堪えきれずにワンワン泣きました。

夫はずっと私の手を握ってくれ、背中をさすってくれました。

なんで私なんだろう、せっかくお母さんになれると思っていたのに、悪阻で毎日きついけど、今日は楽しい日になるはずだったのに…いろいろな思いでいっぱいになり、泣くことしかできませんでした。

 

本当は心拍確認ができていたら親に報告をしようと考えていました。

自分の親にとっても、夫の親にとっても初孫になると思っていたので早く子どもが欲しかったのもあったし、喜ばせたかった。

 

夫は泣く私を見て、俺がずっと側にいるから。大丈夫だから。とずっと言ってくれました。

夫の目にも少し涙が見えました。

 

 

ひとしきり泣いて、今はどうしようもできないからまた帰って落ち着こうと帰宅しました。

心拍確認できたらバッグにつけようと思っていたマタニティマークと友人にもらった安産のお守りは、まだバッグの中に入ったままになりました。

 

次の診察まで、悪阻と戦いながらも次のことや万が一のことを考えなければいけないという空虚な時間を過ごします。

病院に行ったら経過も含めて随時書いていきます。

 

とりあえず昨日はよく泣いたので目が腫れています。

唐突ですが…

実は今、妊娠しています。

その経緯についてはおいおい綴っていきますが、待望の妊娠だったにもかかわらず、大変なことになりました。

 

胞状奇胎の可能性がある、とのことです。

 

胞状奇胎って聞いたことありますか。

私は医師から説明を受けるまで全く知りませんでした。

勉強不足ではあったのですが、まさかそんな自分が…といまだに信じられない気持ちでいっぱいです。

 

生理予定日になっても出血がなく、自分で使った検査薬では陽性が二度出て、期待しながら病院に行ったのか一週間前。

 

そこではエコーにも丸のようなものがうつり、先生には妊娠しているよ、と言ってもらえました。

心拍は次に来た時に確認できると思うと言われ、ワクワクしながら行ったのが一週間後の昨日。

 

内診室に呼ばれ、エコーを見るとそこには何かの形になっているものが見えました。

心拍はまだかな?と思っていると、カーテンのむこうの先生がこう言うのです。

 

心臓らしきものも作られてるよ。

ただ、妊娠反応が高すぎるから心配なんだよね。。

 

妊娠反応が高すぎる?

頭にはハテナしか浮かびませんでした。

普通、妊娠反応が低いと流産の可能性もあるなどと言います。逆に高いとはどういうこと?

 

高いと何が悪いんですか?と聞きました。

先生は、また呼びますからその時にお話しします。と答え、私は中待合室に戻りました。

 

もしかして悪いことなのか、気になって気になってすぐにスマホで調べました。

 

すると、出てきたのは

 

1 多胎妊娠の可能性

2 胞状奇胎

3 絨毛性疾患

 

でした。

多胎妊娠ならきっと先生はあんな反応はしないはずだから、きっとあと二つのうちどちらかだとピンときました。

夫は外の待合室にいたため、ひとまずラインでその旨を伝えたところ再度呼ばれ診察室へ。

 

先生の口からは、やはり胞状奇胎の言葉が出てきました。

妊娠がわかった時に血液検査も行っていたのですが、その時の妊娠反応(hcg)の数値が、今の週数であるべき値の10倍あるとのことでした。

 

そこからは、この病院では今後を見ることができなくなるから大きな病院で診てもらうことになるということと、その後は経過観察に半年は少なくとも避妊をしなくてはならないことを告げられて、自分のことなのに心がついてこないままぼんやりと聞いていました。

 

いつも先生はマスク越しでも笑顔でとても親身になってくださっていたのですが、動揺しているだろう私を傷つけないように努めて明るくお話ししてくれたように感じました。

 

もし診てもらった結果が違ったらまたここに帰ってこれるからね、ひとまずはしっかり体を調べようと言って、先ほどのエコーの写真を頂き、大学病院への紹介状を書いてもらうことになりました。

 

気の抜けたまま、夫の待つ外の待合室に向かいました。

はじめまして。

ユキです。

タイトルの通り、セックスレスに悩む妻の方です。

 

レスで子なしなことに悩む人たちと共感し合えたり、私が経験したことが誰かの役に立てばいいなと思ってはじめました。

 

結婚して1年ほど経ちましたが、同棲期間を含めると3年弱かな。私はアラサーで夫はアラフォーになります。

 

セックスレスという定義にドンピシャではありませんが、付き合って半年くらいから誘うのはだいたい私からで月に一回あればいい方、という頻度です。

 

レス改善もしたいし、そろそろ子どもがほしい。

そんな私たち夫婦のブログです。

日々のことものんびり綴っていきますのでよろしければお付き合いください。