唐突ですが…のその後の話。
夫の待つ待合室に着き、先生に言われたことを伝えました。
この日はとても子連れの方が多い日で、赤ちゃんの声が聞こえます。
近くのベビールームから出てきた赤ちゃんがこっちを見ており、可愛いなあと思いながらも私は今回はお腹の子に会えないのかもしれない。
そう思った瞬間にいままで堪えてきたものがこみ上げてきました。
でもここは病院だし、みんな何かしらを抱えながらきているんだから(不妊専門の病院です)、今は泣いちゃだめだ…と強く言い聞かせ、夫の手を強く握りました。
お会計になり、紹介状を受け取りながら予約の説明を受け、車に戻りました。
乗り込んだ瞬間に糸が切れ、堪えきれずにワンワン泣きました。
夫はずっと私の手を握ってくれ、背中をさすってくれました。
なんで私なんだろう、せっかくお母さんになれると思っていたのに、悪阻で毎日きついけど、今日は楽しい日になるはずだったのに…いろいろな思いでいっぱいになり、泣くことしかできませんでした。
本当は心拍確認ができていたら親に報告をしようと考えていました。
自分の親にとっても、夫の親にとっても初孫になると思っていたので早く子どもが欲しかったのもあったし、喜ばせたかった。
夫は泣く私を見て、俺がずっと側にいるから。大丈夫だから。とずっと言ってくれました。
夫の目にも少し涙が見えました。
ひとしきり泣いて、今はどうしようもできないからまた帰って落ち着こうと帰宅しました。
心拍確認できたらバッグにつけようと思っていたマタニティマークと友人にもらった安産のお守りは、まだバッグの中に入ったままになりました。
次の診察まで、悪阻と戦いながらも次のことや万が一のことを考えなければいけないという空虚な時間を過ごします。
病院に行ったら経過も含めて随時書いていきます。
とりあえず昨日はよく泣いたので目が腫れています。